関西ライターズリビングルーム

文章で生きる達人に訊く「仕事術」

2017年3月22日(水)第二回「関西ライターズリビングルーム」盛況のうち無事終了 ゲストは神戸下町グルメ取材の達人、芝田真督(しばたまこと)さんでした

放送作家とライターを兼業している吉村智樹です。

 

第一線で活躍するライターをゲストに招き、ライターがライターに仕事術を訊く公開インタビュー型ワークショップ「関西ライターズリビングルーム」。

昨夜開催しました第二回目の講座に、多数のお足お運びいただき、まことにありがとうございます。

 

今回も盛況でしたね。
内容、動員、ともに盛り上がりました。

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今回お招きしたスポットライターは、ベテランの芝田真督(しばたまこと)さん。

これまで神戸の庶民的なお店ばかり1000軒以上(!)を取材。
純喫茶ブームで再評価がたかまる名著『神戸懐かしの純喫茶』ほか、『神戸立ち呑み八十八カ所巡礼』『神戸ぶらり下町グルメ』などなど、神戸のダウンタウンにこだわった食べ歩きの著書を多数上梓されています。

 

今回は芝田さんの著書『神戸懐かしの純喫茶』を中心に、実際に取材・撮影をしてこられた神戸の純喫茶の数々を上映しながらお話をうかがいました。

 

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大阪にも京都にもない「神戸の純喫茶」ならではの独特すぎるメニューや店舗デザインに、客席からはため息、時には悲鳴が(笑)。

純喫茶を探して地を這うフィールドワーク、何年もかけて1軒のお店を口説き落とす胆力、勉強になりました。

 

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さらに芝田さんはパソコンライターとしても名高い方なので、テキストを書きやすいソフトなど執筆環境のお話もしていただき、これはかなり役に立ったのではないでしょうか。

「関西ライターズリビングルーム」はライターによる講座ではありますが、文章上達教室ではないし、稼ぐ方法のセミナーでもありません。

書きたいことがあるから書いていて、どうにも書かずにはおれない、書かないと死ぬというパッションに溢れたプロたちを招き、その仕事術や経験を訊き出し、共有してゆこうという試みです。

文章上達講座でもなく稼ぐ方法のセミナーでもないけれど、一線で活躍する人たちの冴えたやり方を訊いて知ることは、すなわち文章上達や、ひいては仕事増につながるのではないかと考えています。

また、その方法論はライターでなくとも、どんな職業にも、学生さんやご家庭でもきっと活かせると思っています。

毎月第4水曜日、大阪北浜の喫茶「フレイムハウス」にて開催しております。
次回は4月26日(水)、次々回は5月24日(水)です。

ちょっぴり知的なアフター5。
喫茶「フレイムハウス」はハヤシライスほか食事メニューやお酒も豊富です。
夕食を兼ねて、ぜひ気軽に遊びにいらしてください。