「関西ライターズリビングルーム」第四夜、ゲスト:田辺ユウキさん(映画ライター)、多数のご来場ありがとうございました。
こんにちは。
放送作家とライターを兼業している吉村智樹です。
僕は毎月第四水曜日の夜、ビールとハヤシライスがおいしい北浜の喫茶店「フレイムハウス」にて「関西ライターズリビングルーム」というライターの勉強会を催しています。
...第四夜となる今回は、映画ライターの田辺ユウキさんをお迎えしました。
「ぴあ関西版WEB」や「Lmaga.jp」など、メディアで田辺さんの名を見ない日はありません。
おそるべき膨大な取材量と執筆量と、高い位置でキープされる記事の品質。
(なんと年間150件も取材するのだそう! それでこのクオリティは驚異)。
携わるメディアの多さには圧倒されるばかり。
映画について書くのみならず、映画のプロデュースまで!
さらに音楽についてのライティングにも定評があり、ラジオパーソナリティ、クラブDJとしても人気の田辺さん。
それゆえ今回は、田辺さんのファンの方が多くお見えになり、皆さんメモを取りながら熱心に聴き入っていました。
今回、前半は映画『ラ・ラ・ランド』をまないたにあげ、映画評の書き方について教わりました。
僕『ラ・ラ・ランド』大好きなんです。
にもかかわらず田辺さんが「重要である」と指摘したカットをことごとく憶えておらず……。
やっぱり映画ライターってすごいな!(いや、僕がダメすぎるんですが……)。
「映画の批評や取材記事を書く上で必要なのは、文章術より作品鑑賞術」という言葉に、目からうろこがぼろぼろ落ちましたね。
「誰も書いていないことを書く。誰も訊いていないことを訊く」
「原稿を絶対に落とさない」
「入稿は遅くとも締め切り一日前に」
「普段の会話もインタビューのトレーニング」
という言葉の数々に、書いて生きる覚悟を感じずにはいられませんでした。
そして、相手の心を開く究極のインタビュー術に、客席から驚嘆の声が。
濃厚で、明日にも使えるヒントがちりばめられた実践的な一時間でしたね。
ライター(僕)が、第一線で活躍するライターに「文章で生きる仕事術」を訊くインタビュースタイルのワークショップ「関西ライターズリビングルーム」。
次回は8月23日(水曜日)の開催。
午後8時開場、午後8時30分開演です。
冷たいビールとハヤシライスとトークのセット、いかがですか?
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放送作家/ライター
吉村 智樹 Tomoki Yoshimura拝
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