関西ライターズリビングルーム

文章で生きる達人に訊く「仕事術」

2019年5月22日(水)開催「関西ライターズリビングルーム」第二十四夜、スポットライターはヒトミ☆クバーナさん。無事終了しました。ありがとうございます!

 

報告が遅くなりました。


5月22日(水)、トークイベント型の勉強会「関西ライターズリビングルーム第二十四夜@北浜フレイムハウス、無事に終了しました。


たくさんのご来場、まことにありがとうございます。


「目撃すると幸せになれる」という伝説がある、心斎橋のシンデレラ姫様もご来場
会場は多幸感にあふれました。

(ちゃんと深夜0時前に帰ってゆかれました)


第二十五回目のスポットライターは、ヒトミ☆クバーナさん

 

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舞台俳優、バーテンダー、海外での日本語教師、国際結婚と、波乱に満ちた生き方をする、とても魅力的な方です。


今回のテーマは「低単価を脱した彼女の方法」


「関西で近年、もっとも頭角をあらわしたライターのひとりは、ヒトミ☆クバーナさんだ」と言って、異論を唱える人はいないでしょう。


3年前に、とあるクラウドソーシングに登録。
5000文字700円という低単価(されど、決して珍しくはない単価)からスタートしたヒトミ☆クバーナさん。


彼女は、低単価もさることながら「文章に朱が入らない」システムに戸惑います。
「このままでは、成長できない」と。
そこで、厳しく原稿がチェックされる媒体へと、自ら臨んでゆくのです。


そうして文章の品質があがってゆくとともに、文字単価があがり、さらには文字単価という概念ですらない世界へと移行してゆきます。
現在はビッグメディアから原稿依頼が絶えない人気ライターです。

今回は、どうやって階段をのぼっていったのか、その足あとを振り返りました。


「いい記事を書こう」と、つねに研鑽を重ね、鍛錬と精進を続けるヒトミ☆クバーナさん。
その真摯でパワフルな姿勢に、お客様から「元気をもらえた」という言葉をたくさんいただきました。
キャリアが近しいライターが多く集まったこともあり、「リアルに響いた」という声も。


効率化はとても大切だし、「効率」を最優先するライティングを否定しません。
それでいいという方に「そうではない」なんていう資格は誰にもない。


けれども、ずっと同じ風景が続く平坦な道を、歩き続けたいかどうか、ですよね。
がんばって険しい崖を登った人にしか眺めることができない絶景が、きっとある。
彼女は、その景色を観たかったのだと思います。
そのためには「自分の文章、これでいいのか」と自分で自分に厳しく問う必要があります。
そして、成しえた人にだけ与えられる高単価な仕事があるのも、事実です。


次回は6月26日(水)。
Web活用アドバイザー今城裕実さんをお招きします。
すでに残席は1となっております。