6月28日(水)開催「関西ライターズリビングルーム」番外編 ゲスト:桂りょうばさん ご来場ありがとうございました
こんにちは。
僕は毎月第四水曜日の夜、ビールとハヤシライスがおいしい北浜の喫茶店「フレイムハウス」にてライターの勉強会を催しています。
いつもは第一線で活躍するライターをお招きし、実践的な仕事術についておうかがいしているのです。
しかし一昨夜はいつもと異なり、番外編。
「ヴィジュアル系バンドから落語家へと転身」など数奇な運命を歩む桂りょうばさんをお迎えし、日ごろ僕がなりわいとしているインタビューの仕事を公開でやってみました。
「制限1時間内で、どれだけ話が引き出せるか」という、勉強会の主催者自身のスキルが試される、言わば衆人環視のセルフスパルタスタジアム。
予約は瞬殺で満員となり、盛況となりました。
お越しくださいました皆様、本当にありがとうございます。
噺家さんで、これほど話題が多岐にわたる方は、そうそういないでしょう。
父・桂枝雀の自殺
元芸人の母、かつら枝代の教え
人を見抜く師匠・桂ざこば
アーティストであり弟のCUTTが亡き父にささげた曲
中島らもと最後に飲んだ夜
朋友である山内圭哉
44マグナムのヴォーカル梅原“PAUL”達也に感動した話
X JAPAのギタリストhide主宰レーベル「LEMONed」からメジャーデビューしたshame(SHAME)のエピソード
リーダー天野鳶丸の死
などなど、落語からスラッシュメタルまで、バラバラなようでいて、すべての点がつながり、美しい星座を見るかのような時間でした。
りょうばさんの「枝雀家はチーム。ざこば家はファミリー」という言葉は当事者でなければできない批評。
そして「ヴィジュアル系とは音楽性でも見た目のことでもなく、世界観という家を建てているバンドのこと。お客さんはそれぞれのお家の扉を開き、居心地がよさそうならそこに入るし、自分に合わないなら入らない」という独自なヴィジュアル系論を展開。
それだけで1時間やりたいほど、うなずかされました。
ただ、りょうばさんの熱心なファンの方が「知っている話が多かった」と意見されており、マニアの方にも満足していただけるほどには踏み込めなかったと反省しています。
ライター(僕)が、第一線で活躍するライターに「文章で生きる仕事術」を訊くインタビュースタイルのワークショップ「関西ライターズリビングルーム」。
次回は7月26日(水曜日)の開催。
午後8時開場、午後8時30分開演です。
冷たいビールとハヤシライスとトークのセット、いかがですか?
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放送作家/ライター
吉村 智樹 Tomoki Yoshimura拝
LINE:tomokiyoshimura
メールフォーム:
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