12月21日(木)「関西ライターズリビングルーム」第九夜、無事終了しました。多数のご来場ありがとうございました!
毎回第一線で活躍するライターを招き、ライターがライターにインタビューするトークイベント型の勉強会「関西ライターズリビングルーム」。
第九夜を12月21日(木)に開講しました。
今回は“年末スペシャル”ということで、いつもの北浜「フレイムハウス」から「ロフトプラスワンウエスト」へ場所を移し、会場のサイズを広げての開催。
多数のお運びをいただき、まことにありがとうございます。
テーマはラブホテル&パチンコホール再評価「オトナの社会見学ナイト!」。
スポットライターは「昭和遺産ラブホテル」を探し求めて旅をする“終末トラベラー”こと逢根(あいね)あまみさんと、レトロなパチンコホールを探訪すること2000軒以上という人気女性パチンコライターの栄華(えいか)さん。
おふたりが撮影・編集した貴重な画像や動画をご覧いただきながら講義を進めました。
途中から終末トラベラーの運転担当者おだ犬さんも加わり、ロードサイド取材のコツや苦労などをさらに多角度的に語り合いました。
「昭和遺産ラブホテル」を愛し、奇跡的に昭和の姿を残したロマンチックなラブホテルの発掘のみならず、寝具の会社まで取材する逢根あまみさん。
いつなくなるとも知れない愛すべきレトロパチンコホールを求めて全国を旅し、動画にも収める栄華さん。
その圧倒的な情熱、取材力のすごさに改めて感動。
内容はつまびらかにはできませんが、この日特別に上映された動画作品に、涙するお客様の姿も。
「ライターって、クリエイターって、ここまでするのか」と胸を打ち、「ね? 売れっ子ライターの底力って、すごいでしょう?」と自慢したくなったし、反面「自分はとうていこのレベルには達していない」と焦らされる気持になりました。
背筋が伸びる想いでしたね。
またライターは「カメラ」が必携の仕事であり、プレゼンテーションでの「パワーポイント」の使い方も必須科目として憶えておかねばならない時代であることも痛感しました。
そしてやはりなんといっても、ライターの仕事は単に流行を追うだけではなく、ともすれば忘れ去られる文化を再評価し(ときには初評価し)、その価値を巷へ伝えることにあるのだと、原点に立ち返らせてもらった、そんな一夜となりました。
さて次回は2018年1月24日(水)。
拠点である北浜の喫茶店「フレイムハウス」へ戻り、第十夜を開催します。
ゲストは700組以上のアーティストを取材した音楽ライターの鈴木淳史さんです。
もうすぐ予約を開始しますので、いましばらくお待ちください。